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10月3日 放課後は空き地で対戦した。 最初はジャイアンとだった。 もちろん負けて僕のディアルガはジャイアンのものとなってしまった。 「悔しかったらリベンジするこったなぁwww」 くそぅ……今度は絶対勝ってやる 今日もスネオの行動はおかしかった。 何故か特性が不思議な守りのミカルゲを出したのだ。 お陰でドラえもんは負けてしまった。 ドラえもんは「糞ォ!あのリーゼントもどきがぁぁああああ」 と言っていた。 今日からポケモンを育てよう 10月6日 この頃ドラえもんはポケモンをしている時間が長くなっていた。 時折、 「フヒヒヒヒヒヒヒ……遂に3Vgが来た……」 等と怪しい言葉を呟いている。 一方僕はあることを試していた。 昨日スネオに教えてもらったんだ。 四天王の最初の扉に向かって波乗りした後 (中略) …とすると伝説のポケモン「アルセウス」が手に入ると言うのだ。 今日はポケモンを育てることに専念し、その裏技は今度やることにする。 10月8日 雨 明日はジャイアンにリベンジする。 僕のディアルガを返してもらうためだ。 ドラえもんは今日もずっとDSに向かって独り言を呟いている。 少し心配になった。 と言う事で明日戦うポケモンを書き記すことにしてみる ドダイドス(通称うえきばち ナエトルの名前を植木鉢にして後悔してる) ルカリオ(通称イチ 犬に似ていたので昔を思い出してイチにしてみた) 後一匹は「アルセウス」ってポケモンにしようと思う。 今から挑戦しよう。 10月9日 晴れ なんていうか……全部終わった。 スネオに聞いたら 「やっぱりデマだったか……」 と一言言っただけだった。 いつか殺してやる 10月11日 曇りのち晴れ ドラえもんの情報により、何とかセーブは消さないで済んだ。 明日ドラえもんはスネオにリベンジするらしい。 でももちろん 「こっちは対策してあるんだよね…… どう足掻こうが僕のポケモンには勝てないさ…」 とか言ってる。 密かにドラえもんを応援してた。 10月12日 昼間は空き地でスネオとドラえもんの勝負だった。 スネオはこの間と同じ不思議な守りミカルゲを出してきた。 対するドラえもんはカイロスだった。 スネオはドラえもんの出したカイロスを見て、 「そんな虫使ってるのかよwwまぁ攻撃は……効かな……い」 ……カイロスはかたやぶりだった。 「いやぁ、スカッとするねマスカット!」 ドラえもんはスネオに勝って調子に乗ってる。 僕も今度はジャイアンに勝ってやる 10月14日 曇り 今日はスネオと模擬戦をすることにした。 一瞬、「レディバを使おうかな……」 と意味不明な考えが頭に浮かんだのは内緒だ。 結果……僕の負けだった。 良く分からないけどスネオのテッカニンは茸の胞子を使ってきたのだ。 しかもその後に夢食い……成す術も無く負けちまった。 家に帰ってドラえもんに何故テッカニンが茸の胞子を使えるかを聞いてみた。 「あぁ、アレは改造と言って不法な行為なんだ」 ドラえもんはそう言うと眠たそうに欠伸した。 10月15日 曇り スネオが違法な行為をしている……今日はスネオの家に行った。 「あ?改造の事?今更気づいたのかよwwwww」 スネオは僕を軽くあしらった。 「はいはい、分かったらサッサと帰ってくれ 僕は勉強が忙しいんだ…あ、君は忙しくないのねwwww」 やっぱり殺してやろうと思った。 今日もジャイアンにリベンジするため特訓を重ねていた。 因みにスネオとの勝負で燃え尽きたドラえもんは、 「おいでよ にんぎょうの森」にはまっている。 ちょっと悲しい。 10月17日 曇りのち雨 何かずっとレベル上げているの繰り返し~みたいな感じで段々飽きてきた。 しかしジャイアンとの対戦を想像すると、ポケモンをやらなければならない感じがした。 相変わらずドラえもんは「にんぎょうの森」にはまっている。 今朝は猫の人形のミーちゃんが引っ越してきたそうだ。 ………僕も新しいカセットでも買おうかな しかしDSで3年間、ポケモンで1年分のお小遣いを使い果たした 僕にはそんな道は無かった。 10月20日 雨のち曇り 僕のポケモンも大分強くなった。 これでジャイアンにも勝てるかもしれない…… いよいよ明日はバトルすることになるだろう 今日は早めに寝ることにする。 10月21日 晴れ ジャイアンジャイアンジャイアンジャイアン ジャイアンジャイアンジャイアンジャイアン ジャイアンジャイアンジャイアンジャイアン ジャイアンジャイアンジャイアンジャイアン ジャイアンジャイアンジャイコノコトハスキ ジャイアンジャイアンジャイアンジャイアン ジャイアンジャイアンジャイアンジャイアン 負けた 10月22日 はぁ…… もうやる気もでねぇや…… 死のう… いや、僕にはまだ残しているものがあるな… PCの中に眠るフェラ○オ集と押入れの奥深くに隠してある大量のエロゲだ。 もう…どうしようか 10月24日 また戦える気がしてきた。 今度は絶対勝とうと思う。 10月25日 ドラえもんが僕に 「努力値」と「個体値」、そして「性格」のことを教えてくれた。 ……厨パで逝けば負ける気はしないぜいやっほうぅぅぅぅぅ 10月26日 エロゲの選択ミスって主人公死んじまった。 まぁこれも良しとする。 ガブリアス……ドラえもんから俗に言う4Vを貰った。 これを使えばほぼ勝ちは決定らしい。 wktk 10月29日 殆どのポケ育成が終わった。 一度パーティでも書き記すことにしよう。 ガブリアス(技はドラえもん仕様) トゲキッス(これもドラえもん仕様) うえきばち(何故かこれは抜きたくなかった) 10月30日 最近精液が薄いんだよな…… 11月1日 明日はジャイアンとの決戦だ。 放課後すぐに家に帰った後、例のフェラ○オ集を見た。 僕としたことが光りの速さで抜いてしまったぜ。 今日は早めに寝ることにしよう。 11月2日 ドラえもんにオナニー見られた 鬱だ、死のう 11月3日 今気づいたけどジャイアンには勝ったよ もう楽勝。 ガブリアスの拘り逆鱗だったっけ? それで殆ど一撃さ。 僕がガキ大将として君臨する日も近いな アハハ、楽しみだ 11月4日 くそみそペニス 一度書いてみたかった。 ごめんなさい 11月5日 学校にしずかちゃんが来ない…… どうしたんだろう 心配だ。
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前へ ニビシティ 「ドラえもん、スネオ、しずか、出木杉か」 夕方5時、ニビシティについたのび太は、まずポケモンセンターの名簿を確認した。 『ジャイアンがいないな。あの性格だと何も考えずに突撃しそうなのに』 まあ、そんなのどうでもいいか。 『結局最後まで勝ち残った奴が勝つんだから』 スネオと違いちゃんとルールを覚えていたのび太。 いろいろな意味で成長の色が見られる。 そうして回復したポケモンを受け取り、のび太はニビジムに向かった。 タケシ認定トレーナー スネオ 出木杉 しずか ドラえもん 「あれ?この順番ポケモンセンターとは違うな。 確かポケモンセンターの名簿の順番は・・・・・・」 「そこの少年!さっさと来い!」 ぶつぶつと独り言をしゃべっているとタケシから激が飛んだ。 タケシの怒声を聞くと、のび太は急いでタケシの下に走った。 ニビジムでの戦いは接線だった。 ヒトカゲの煙幕で相手をかく乱して、隙を着いてメタルクロ―で攻撃。 ヒトカゲが倒れた後、何とかピカチュウの電光石火で止めを刺しきったのだった。 「やるな少年。グレーバッジをやろう」 タケシからグレーバッジを受け取り、のび太はポケモンセンターに向かった。 ポケモンセンターに戻ったのび太が目にしたのは、両手をお腹のポケットに入れた 親友の姿だった。 「ドラえもん!会いたかったよ」 「のび太君!今まで大丈夫だった?」 ドラえもんが会うなり心配の声をかけるのでのび太はムッとした。 「ドラえもん。僕だって、いつまでも子供じゃないよ大丈夫さ」 「そうかあ、成長したんだねえ」 ドラえもんが珍しくのび太を誉めた。 それだけでのび太は満足だった。 僕はドラえもんと今までにあった事を話した。 出木杉に負けた事。 ポケモンゲットをしたこと。 ジムをクリアしたこと。 全部自分の手でやりきったということ。 ドラえもんは全部聞いてくれていた。 「一人で旅するのもいいけど僕は皆で旅するほうがいいかな」 「そうだねえ、やっぱり。皆でワイワイ言ったりして旅するのも楽しいと思うよ」 ドラえもんは僕に同意してくれた。 「でもね、僕は嬉しいよ。のび太君が一人でここまで来てくれたことを」 ドラえもんと話すとのび太は元気が出てきた。 「聞いてくれてありがとうねドラえもん!」 ドラえもんはその様子を見ると安心したように笑い、僕にある提案をした。 「どうだい?のび太君。僕とおつきみやまを越えるまで一緒に行かない? 皆じゃなくて、僕だけだけどね」 のび太にとって、これはとても嬉しい提案だ。 「うん、ありがとう!僕にとっても嬉しいよ!よろしくね!ドラえもん!」 一瞬ドラえもんが残念そうな顔を見せたような気がしたが、 ドラえもんは両手の片方をポケットから出し握手を求めた。 僕が手を出した丁度その時だった。 『ドォォォォーーーン!!!!』と言う爆発音が鳴ったのは。 「大変だーー!謎の集団がおつきみやまを占拠した!」 「「なんだって!?」」 それを聞いたのび太とドラえもんが驚きの声をあげた。 『どういうことだ?こんなイベントはなかったはず』 ドラえもんは何か嫌な予感を感じているみたいだ。 「のび太君!僕は家に帰れるか見てくる!君は皆にポケモン図鑑で連絡してくれ!」 ドラえもんが焦っている。 「ええ!どういうこと!」 だが僕は冷静に判断できない。 「緊急事態なんだ!早く!」 ドラえもんがそう言い放って駆け出した。 ポケモンセンターの扉を開けてドラえもんが出て行くと、 すぐにジャイアンが入ってきた。 「ジャイアン!」 僕が助けを求めるような声で叫ぶ。 「おう!のび太じゃねえか。何を慌ててるんだ?」 気の抜けた声で返事をするジャイアンに、僕がイラっとしながら状況を伝える。 「そんなことよりポケモン図鑑で皆にここに集まるように連絡するのを手伝ってよ!」 僕の様子にジャイアンも異常事態があることを察した。 「わかった!俺はどうすればいいんだ!?」 ようやく異常事態を理解したジャイアンが僕に聞く。 「しずかちゃんにはもう僕から連絡したからスネオに連絡して! 僕は出木杉に連絡するから!」 僕はそういうと、ポケモン図鑑に目を落とした。 「わかった!」 僕の返事を聞かずジャイアンもポケモン図鑑でスネオに連絡を取った。 まず最初にしずかちゃんが来た。 「のび太さん。どういうこと?」 「僕もわからないよ」 僕が率直な感想を述べる。 「俺たちも詳しいことはわかんねえんだ」 ジャイアンがそう言うと皆黙った。 「さっきの爆発音のことじゃないかな?」 「「「出木杉(さん)!スネオ(さん)!」」」 ドラえもん以外ここに全員が集まった。 「とりあえずさ、ここで集まってても意味がないよ。 一人がポケモンセンターに残っといて皆でレベルを上げとこうよ」 出木杉の提案に全員が同意した。 一時間ごとにポケモンセンターに残る人間を換えて、 全員が落ち着かぬ雰囲気でレベルを上げていた。 夜の10時、ドラえもんが帰ってきた。 全員をポケモンセンターに集める。 全員動揺しているようで、誰もドラえもんに話し掛けない。 張り詰めた空気を破ったのはスネオだった。 「どういうことなんだよ!ドラえもん!」 スネオが声を裏返し絶叫する。 「スネオさん落ち着いて。 ドラちゃんがイベントを変えただけかもし…」 「それはないよしずかちゃん」 しずかの言葉を出木杉が遮った。 「イベントを変えたなら、皆を呼び出さないよ。そうだろドラえもん?」 ドラえもんが頷く。 「さっき、僕はゲームプレイヤーを見てきたんだ。そしたら停止は無理だった。 多分誰かにハッキングされているんだ!」 「ハッキング?」 僕が間の抜けた声をあげる。 「簡単に言えば誰かにデータを奪われているんだよ」 「データを奪われるとどうなるんだ?」 ジャイアンが心配そうに聞く。 「僕がこの装置を制御しようとしても出来ない。だから終了も出来ないんだ」 「どういうことなんだよ!ドラえもん」 スネオも不安げだ。 「無理やり終了も出来ない。僕が確認できたのは、かなり改ざんされたイベントと 一つのデータだった」 「一つのデータ?」 恐る恐るしずかが聞いた。 「簡単だよ。『俺はチャンピオンとして君臨している。 その俺と四天王を含めた総当りで戦え』ってね」 ドラえもんがルールを説明する。 「そこで全員が勝ったら、僕たちは開放されるみたいだ」 そのルールに一同が唖然としていた。 また張り付めた空気が流れた。 そして僕が聞く。 誰も聞くことが出来なかったことを。 「一人でも負けたら?」 「その戦いで僕たちが負けたら、多分僕たちはここから帰ることが出来なくなる!」 ドラえもんがそう悔しそうに答えると、その場にいた全員糸が切れたように 泣き出した。 「ママぁぁー!!」「かあぁぁーちゃぁぁーん!!」 「ウワーーーン!!ママーー!!」「おか―さーん!!」 全員が口々に泣いている中、出木杉だけが泣くのをこらえていた。 そしてドラえもんに泣くことをこらえて聞いた。 「じゃあ勝てばいいんだよね?」 その問いにドラえもんが頷く。 「うんそうだよ。でも相手は多分未来犯罪者だ。僕の機械を ハッキングできるんだから。 僕たちに危険が及ばない可能性は無い。むしろ本気で僕たちを殺しに来るよ!」 「それでも勝てば現実に帰れるんだろ」 泣き止んだジャイアンが立ち上がって叫んだ。 「やってやろうじゃんか!俺様に喧嘩を売ったこと後悔させてやる!」 ジャイアンの一言に皆が立ち上がった。 「そうだね!皆の力を合わせて絶対勝とうよ!」 「私達はいつも色々な危機を乗り越えてきたわ!今回もきっと大丈夫よ!」 「うん!僕たちは負けないよ!ねえドラえもん!」 スネオ、しずか、のび太の順で勇気ある言葉が続いていた。 ドラえもんは皆が戦う決意をしたことに驚いていたようだった。 僕たちの決意を聞いたドラえもんの眼から涙が溢れた。 『多分諦めてたんだろうな。自分の力が負けたから』 ドラえもんは自分から溢れ出る涙を拭いて僕からの問いに答えた。 「そうだ!僕たちは負けない!自分達の世界に帰るんだ!」 ドラえもんの叫びに全員が頷いた。 「じゃあ作戦を決めようよ!おつきみやま奪還だ!」 皆の意思を確認して僕たちは全員で作戦を練り始めた。 現在の状況 ドラえもん ニビシティ ガーディLV17 コイキングLV14 のび太 ニビシティ リザードLV16 ピカチュウLV12 しずか ニビシティ フシギソウLV17 ニドラン♀LV13 スネオ ニビシティ ズバットLV17 ニドラン♂LV13 ジャイアン ニビシティ ワンリキーLV18 出木杉 ニビシティ カメールLV16 ポッポLV13 午後11時24分 ニビシティ ポケモンセンター 「まずは手持ちの確認だ」 出木杉がそう言うと全員がポケモン図鑑を出した。 「ドラえもんがガーディとコイキング。のび太君がリザードとピカチュウ。 しずかちゃんがフシギソウとニドラン♀。スネオ君がズバットとニドラン♂。 タケシ君がワンリキー一匹。僕がカメールとポッポだな。」 「ねえ、これで何を決めるの?」 のびたが疑問を言うと出木杉が答える。 「チーム分けさ。これからはどんなときでも絶対二人一組で行動するんだ」 「そうか! これで危険が減るって事か」 「そう言うこと。でメンバーは・・・」 「とりあえずドラちゃんとタケシさんは組まないべきじゃないかしら? 二人とも戦えるポケモンが実質一体ずつしかいないし」 「そうだね。僕とジャイアンは組まないほうがいいな」 「レベル的に分けるなら、僕かしずかちゃんとジャイアン。 余ったほうとドラえもん。で出木杉とのび太だよな」 「じゃあそれでいいじゃねえか! さっさと行こうぜ!」 「焦るなジャイアン! イベントが変わってるんだから、 敵の強さも変わってると見たほうがいいよ」 いつもと違うドラえもんの真剣な口調に、ジャイアンは 「そうか。すまねえ」と素直に謝った。 「それだったらさあ、最強のスネオとしずかちゃんで組ませて 僕たちがサポートすればいいんじゃない?」 のび太がそう言うと皆が驚いた顔をしてのび太を見た。 「そうか。それでいこう! のび太君いいアイデアだよ!」 「えっ、そう?」 のび太は照れながら笑う。 「それだったら、一応2体いる僕がのび太君と組んだほうがいいな」 ドラえもんがそういうと、出木杉が 「そうだね。僕とタケシ君が組もう。皆それでいい?」 「ああ!」「うん!」「ええ!」「OK!」「よっしゃ!」 チーム分けが終わった。 「次はアイテムだね」 ドラえもんがそう言うと所持金とアイテムを全部出す。 他の皆もそれに習うように全員が出す。 「この前はおつきみやまのポケモンセンターは使えたんだ。 今はどうなってるかわからないけど」 「今は使えない可能性もあるって事か」 ジャイアンが息を飲む。 「期待しちゃいけないって事はここでアイテムを買っていく しかないって事だろ」 スネオがすねた口調で言う。 「でもPPのほうが・・・」 しずかがそう言うと皆黙ってしまった。 PP回復アイテムは零。 つまりポケモンセンターが使えなければニビシティまで戻ることになる。 そんなことをしている暇をくれるとは到底思えない。 「そんなもの気合でどうにかできるぜ!」 「無理だよ、タケシ君! とてもじゃないけどPPが持たないよ」 全員が諦めかけてたその時スネオが出木杉の言葉に引っかかった。 『何だ?今、何か気になる言葉が』 閃いた。 「皆、タケシだよ!」 スネオを全員が心配そうな目で見ている。 「あのねえ、スネオさん。今は冗談を聞いてる場合じゃないのよ」 「スネオ君、タケシ君が何人いたってPP回復アイテムは 作ってなんかくれないよ」 出木杉としずかは気がついていない。 ニビシティにもう一人タケシがいることを。 スネオはタケシと約束をしていた。 『困ったときは力になるよ』と。 スネオがタケシをポケモンセンターに連れて来た。 出木杉としずかは気がついた、ここにタケシが二人いたことを。 「君たち、おつきみやまに行く気なのか? 危険だ、止めなさい!」 「僕たちはどうしても行かなくちゃいけないんですタケシさん! だからお願いだ、僕たちに協力してください!」 「「「「「お願いします!」」」」」 タケシは少し考え込むそぶりを見せたが、彼らはどうやら本気の目だ。 自分が止めても行くだろう、確実に。 「しょうがないな。少年との約束もあるし引き受けるよ」 そういうとタケシは協力を引き受け、要求を聞いた。 「で、俺に何をして欲しいんだ?」 「PP回復アイテムを持っていたら少し分けてください」 「それだけでいいのか?」 「ええ。これは僕たちの問題です。僕たちで解決します」 「そうか」 タケシがそう言ってポケモンセンターに避難していた フレンドリィショップの店長に話し掛ける。 「店長」 「な、何だね? タケシ君」 「回復アイテムを用意してください。彼らが おつきみやまの騒動を止めに行くそうです」 「彼らが? まだ子供じゃないか!」 「俺はこの町を守るからここを出られません。 でも彼らは元をつぶしに言ってくれるというんです。 店長協力してください。お願いします」 タケシが深々と頭を下げる。 「わかったよ、タケシ君。おい、そこの君たち! なにが欲しいんだ!」 店長が遠くで話を聞いていたドラえもんたちを呼んだ。 午後11時42分 ニビシティ フレンドリィショップ ドラえもんたちがフレンドリィショップに招待されると、店長が明りを灯した。 「さあ持っていってくれ」 そこには色々なアイテムがおかれていた。 「あの代金は?」 遠慮がちにしずかが聞くと 「ああ、そんなもんいらんよ。君たちが変な奴等を追い払ってくれるんだろう? そいつ等がいなくならなければ、客がこないからな」 「じゃあ全部貰っていいか!」 ジャイアンが大声で言う。 「少しは遠慮しようよ、ジャイアン。ただで良いって言ってくれてるんだからさ」 スネオがジャイアンを諭している間 「全くジャイアンめ、少しは遠慮しろよ!」 「ドラえもん、そんなに怒らないでとりあえずこっちのアイテムを持ってよ」 「PP系は各自種類別のを1個ずつで良いかな?」 「ええそれくらいで問題ないと思うわ」 「いい傷薬がここにあるとはショップも変えられてるね」 「とりあえずいい傷薬は一人5個、傷薬は10個でいいんじゃないかしら」 「しずかちゃんに賛成!」 のびたが大声で叫ぶとアイテムの整理が一段落した。 「次は状態異常回復アイテムね」 「多分相手はロケット団だよね?」 「まず間違いないだろうね」 「タケシさんが言ってたことによると、あっちのポケモンセンターも 占拠されてるんだっけ?」 「言ってたね。ポケモンセンターの開放は僕とのび太君で引き受けて、 他はおつきみやま突入」 「相手が使うとしたら基本は毒よね」 「毒消しは一人5個、麻痺治し3個、火傷治し3個、 氷はないと思うから後は何でも治しが6個あるから一人一つずつ 持っていこう」 回復アイテム選びが終了した。 タケシがフレンドリィショップに入って来た。 「おーい。君たち」 そう声をかけられてやっと気付いた皆さん。 『気付いてやれよ』 店長は心の中で思っていた。 「タケシさん。何かあったんですか?」 「問題は何も起きてないよ」 『じゃあ何で君は来たのよ』 店長は心の中で聞いた。 「君たちにプレゼントをあげに来たんだ、それ!」 そう言って全員に放り投げた。 「これは・・・タイプ技強化アイテム!」 「何でこんなものをタケシさんが?」 しずかが疑問に思う。 「こう見えてもジムリーダーだ。アイテムは色々ある。 だが基本的にジムリーダーがアイテムを渡すのは禁止なんだ。 だけど今回は事態が事態だからな。君たちの無事を祈ってこれを託す。 何、君たちなら悪用しないだろう。スネオ君のようにね」 そう言ってタケシは自分の仕事があるといって去っていった。 『さすがタケシ君。ジムリーダーに選ばれる素質だね!』 店長が心の中で褒め称える。 「でもさあ」 「どうしたのドラえもん?」 「僕だけ気合の鉢巻なんだよね」 「なかったんじゃない? 木炭は一個しか」 「やっぱりそうかなあ」 ドラえもんが首をかしげていると 『ドォォォォォォーーーーーーーン!!!!』 本日2回目の爆発音が鳴った。 午前0時 ニビシティ3番道路前広場 「君たち!」 「タケシさん、何があったんですか!?」 「今3番道路から敵が入ってきた! どうやら博物館に一部敵がいった みたいなんだ! そっちのメンバーで手が開いてたらそっちに向かってくれないか!? 俺は3番道路を抑えるのに手一杯だ!」 「ドラえもん! 僕たちが行くよ!」 「俺様達に任せとけ!」 ドラえもんは考え込み、判断を下す。 「わかった、そっちは頼むよ」 「死ぬんじゃないぞ二人とも!」 「二人とも無事でね」 「僕たちはおつきみやまに向かうよ」 「俺様達が負けるかよ!」 「僕もついてるから大丈夫! 安心して行ってくれ」 そう言うと出木杉とジャイアンは博物館に向かって走っていった。 「僕たちも行こう!」 「頼んだぞ、君たち」 僕たちは飛び出した3番道路へ。 午前1時12分 お月見山ポケモンセンター前 「ここで僕たちもお別れだね」 「負けるなよ、スネオ。しずかちゃん」 「僕がやられると思うのかい? 安心しろ!」 「私たちも行ってくるわ。二人とも死なないでね!」 「うん。また皆で会おう!」 全チームが分かれた。 長い夜が始まる。 現在の状況 ドラえもん お月見山前ポケモンセンター ガーディLV21(気) コイキングLV19(学) のび太 お月見山前ポケモンセンター リザードLV20(木) ピカチュウLV19 しずか お月見山 フシギソウLV24(種) ニドリーナLV20 スネオ お月見山 ゴルバットLV24(毒) ニドリーノLV20 ジャイアン ニビシティ化石博物館 ワンリキーLV27(黒) 出木杉 ニビシティ化石博物館 カメールLV23(雫) ポッポLV22 次へ
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ドラえもんの秘密道具 空気砲 ロベルタとアレクサンド・アンデルセンに支給された。 拳を覆う筒状の大砲で片手に装着する。本編でも多用される武装。 装着者の「ドカン」という言葉に反応して圧縮空気の衝撃波を放つ。 このロワでは直撃して大ハンマー並の威力。 ひらりマント 銭形警部に支給された。 闘牛士の持つ赤いマントのような形状。本編でも多用される防護道具。 これを向かってくる対象に振りかざすと対象を跳ね返す事が可能で、物体だけでなく光線など 不定形なものも跳ね返す事が可能。 スモールライト 野原みさえに支給された。 懐中電灯型。本編でも多用される。動力は普通の乾電池。 スイッチを入れると発光し、その光を物体に当てると一定期間その物体を小さくできる。 小さくしたものにもう一度光線を当てると元の大きさに戻すことができる。 このロワでは通常の1/10までしか小さく出来ない。 ぬけ穴ライト レヴィに支給された。 懐中電灯型。光を当てた壁や床などに穴を掘ったかのような、ぬけ穴を作ることが出来る。 描写的には光の届く距離は短い上、一瞬で穴が出来るのではなく穴が開いてゆく感じの様だ。 このロワでは十数分でぬけ穴は復元され、中にあるものは外に押し出される。 タヌ機 長門有希に支給された。 タヌキを模した眼鏡と尻尾のセット。 これを身につけると、眼鏡のツルがアンテナとなって自分の脳波が送信され、 タヌキが人を化かすかのように他の人に思いのままの幻覚を見せることができる。 このロワでは一度使うと放送が来るまでは再使用できない。 グルメテーブルかけ 高町なのはに支給。 テーブルクロス風の形状。これを広げ、食べたい料理をリクエストすると出してくれる。 味は絶品で、名前さえ分かっていればどんな料理でも出す事ができる。 このロワでは使用回数に限度がある。 テキオー灯 平賀=キートン・太一に支給された。 懐中電灯型。光を体に浴びることで24時間の間、どんな環境でも活動できるようになる。 高水圧の深海だろうと、宇宙空間だろうと、特別な装備なしでも地上と全く変わりなく活動できる。 酸素のない所でも呼吸ができ、潜水服も宇宙服も必要とせず、暗い深海でも昼間のように明るく見える。 このロワでは一人一回までしか効果を受ける事が出来ない。 もぐらてぶくろ ルイズに支給された。 モグラの手のような形の手袋。モグラのように土を自在に掘ることができるようになる。 デンコーセッカ 獅堂光に支給された。 瓶入りの薬剤(このロワではビン入りの液体)。 服用すると一定時間、電光石火の速さで動き回ることができる薬。 どんな病気にも効く薬 タバサに支給された。 試験管状容器入りの錠剤。どんな病気にも効果があるが、100%治癒の可能性があるわけではない。 時限バカ弾 アルルゥに支給された。 小さなボタンのような形状。対象にタイマーをセットして取り付ける。 時間が来て作動すると破裂して、対象にわずかの時間だがバカ行為(奇声を上げて踊るなど)を させる。また対称は人だけでなく、ロボットでも良い。 みせかけミサイル 八神太一に支給された。 小型のミサイル。強烈な閃光と爆音で相手を威嚇する。 効果は名前の如く単なるこけおどしであり、殺傷能力は一切ない。 糸無し糸電話 石川五ェ門に支給された。 紙コップのような形状の糸の無い糸電話のセット。トランシーバーのようなもの。 特殊な使い方に、これを転がすともう一方のある場所へ向かって転がり誘導してくれる。 石ころ帽子 朝比奈みくるに支給された。 帽子。姿は見えるものの周りから一切認識されなくなる(無視される)。破れると効果を失う。 認識されない為、逆に車に跳ねられる等の危険に巻き込まれることもある。 このロワでは、音を出してそれが他人に聞かれたら効力を失う。 転ばし屋 ロックに支給された。 卵型の人形。サングラスに黒いソフト帽・黒背広の人物(暗殺者)を模した小型ロボット。 背中に硬貨を入れる穴があり、10円を入れターゲットを指名すると確実に相手を襲い、 拳銃状の武器で何らかの力を使って(発射されると「ダギュン」と音がする)3回転倒させる。 小さいながら怪力で頑丈。100円入れるとキャンセルが可能で狙われた側からもキャンセルできる。 依頼人ではなく、別の人間が名前を言ってもその名前の人物がターゲットと誤認する。 チャンバラ刀と専用のり 平賀才人に支給された。 玩具みたいな刀。この刀で人を切ると、スッパリ切断されるのだが、切断面は綺麗で血も出ない。 痛みもなく死んだりするわけではなく、専用の糊を使うと元通りにくっつけることができる未来の玩具。 このロワでは首を切断すると死亡するようになっている。 瞬間乾燥ドライヤー 衛宮士郎に支給された。 ドライヤー。汚れた物や濡れた物を瞬時にきれいに乾かすことができる。 けんかてぶくろ トウカに支給された。 ボクシンググローブの形をした手袋。着けるとつけた自分自身と喧嘩する(自分を殴る)。 本編では未来ののび太が過去ののび太をこれでボコボコにしている(相手も自分のためOK) わすれろ草 トウカに支給された。 花。この花の匂いを嗅ぐと、その時に考えたり思っていたりした事を一定時間忘れてしまう。 道具を使用する本人が効果や使用するのを忘れてしまうのが欠点。 マイクロ補聴器 八神はやてに支給された。 耳に差し込んで使用するイヤフォン型の小型補聴器。小さな声や音でも聞き取れる。 たずね人ステッキ エルルゥに支給された。 人や物を探しているとき、このステッキを地面に突き立てて手を放すと、目当ての人や物の方向に倒れる。 しかし、その的中率は70パーセント。 三時間につき一回のみ使用することができ、一度使用した相手には使えない。 ちなみに死体にも有効。 透明マント カルラの支給品。 頭からこのマントを被ると、姿を消すことができる。 布の生地自体が透明であり、かなり破れやすい。 子供一人がすっぽりと収まるサイズ。複数の人間や、大人の男性では全身を覆うことできない。 強力うちわ「風神」 ジャイアンに支給された。 空気抵抗がとても大きいうちわで、ひと仰ぎで大きな風を起こす事ができる。 このロワでは、その力は制限されており、ローゼンメイデンのドールを吹き飛ばす程度。 お天気ボックス(晴れ、雨、曇りのカード) 龍咲海の支給品の一つ。 天気の絵柄のカードを入れると、好みの天気を作り出すことができる。 制限によって、使用したエリアに四時間しか効果がなく、晴れと雨と曇のカードしか付属していない。 ターザンロープ グリフィスに支給された。 空中を自在に渡って移動することができるロープ。 着せ替えカメラ 涼宮ハルヒに支給された秘密道具の一つ。 気に入ったデザインの服を着せたい人にすぐ着せられるカメラ。 デザイン画をカメラに入れ、ファインダーを覗きながら位置を合わせ、シャッターを切る。 すると、分子分解装置が服を作っている分子をバラバラにし、定着装置(分子再合成装置)がそれを組み立て、別の服にする。 絵や写真を入れないでシャッターを押すと、衣服を分解するだけで再構成しないので、裸になってしまう。 このロワでは以下のような制限がかかっている。 基本的に『服』にのみ有効。武器、支給品(もぐらてぶくろ、北高の制服、バニーガールスーツ等)、 その他特殊な兵装(のび太の眼鏡、セイバー、シグナム等の甲冑、フェイト等のバリアジャケット、スクライド勢のアルター、タチコマのボディ等) には効果なし。 カメラにデザイン画を入れないでシャッターを切ると、相手の服は『一時的に』消失する。 (服の分子を分解した状態で留まるので、裸の状態でも再びデザイン画を入れて着せ替えさせることは可能) 服自体の素材は変わらない。 例えば、綿で出来た服を分解して鎧みたいなデザインのものに着せ替えても、素材はやっぱり綿なので強度は変わらない。 着せ替えさせるにはピントを合わせる必要があるため、動いている相手に使う場合は必然的に難しくなる。 また、デザイン画が入った状態でシャッターを切り、着せ替えに失敗した場合は回数にカウントされない。 技術手袋 トグサに支給された。 指先が色々な工具に変化し、どんな工作でもできる。 首輪解除のキーアイテム? このロワでは以下のような制限がかかっている。 機械にのみ有効。修理については、攻殻勢やドラえもんにも有効。ドールには無効。 死亡が確定している場合は、修理不能と見なされ技術手袋が反応しない(その場合回数は減らない)。 また、参加者の修理は度合いにもよるが、通常に比べてかなりの時間がかかる。 銃器など構造が簡単なものの修理は容易だが、秘密道具などの構造が複雑なものの修理には時間が掛かる(30分~1時間くらい) 改造は可能だが、かなりの時間が必要(1時間~3時間程度。より複雑なものに改造する場合はさらに膨大化) タケコプター フェイトに支給された、読者待望の支給品。 外見は竹とんぼに似ているが、体につけて空を飛ぶことが出来る道具。 体のどこに着けても良いらしいが、着け所を間違えると落下する。 時速80kmで8時間運転すると電池があがってしまう。 クローンリキッドごくう 頭髪のないぶりぶりざえもんに支給された。 髪にふりかけ、髪を抜くことで抜いた髪が小さい分身となる。 ただし分身は本人そのものなので強い味方になるとは限らない。 制限として一回につき十五人までしか出現しない。 五回分あるが一回使うと二時間待たない限り、いくらかけても効果がない。 分身の戦闘能力は本体の戦闘能力に応じて下がることがあり、分身が存在できる時間は30分。
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鉄人兵団に追い込まれ、絶体絶命ののび太たち。 すると突然、ロボットたちやリルルが消え始めようとしていた。 しずか「リルル!!」 リルル「しずかさん…… うまくいったみたいね…… よかった……」 しずか「リルル……」 リルル「今度生まれ変わったら…… 天使のようなロボットに……」 しずか「リルル…… あなたは今、天使になってるわ……」 リルルの目に涙が溢れる。 リルル「嬉しい…… 涙を流すロボットなんて、変よね?」 しずか「2人は、ずっと友達よ」 リルル「お友達……」 手をつなぐ2人。 するとリルルは消えてしまう。 しずか「あっ。リルル!! わああーん!!」 ミクロス「僕も、涙が出る装置が欲しい……」 地球。 一同「やったぁ!!」 のび太「僕たちは、地球を守ったんだ!」 一同「それーっ!」 ドラえもん「何がどうなったんだかわかんないけど、そうなんだ!」 スネ夫「朝日なんか登っちゃって、いいムード満点だ!」 のび太たちの前にしずかとミクロスが立っていた。 のび太「あっ、しずかちゃん。しずかちゃん! えっ? リルルが!?」 放課後。 生徒たち「先生、さようなら!!」 先生「野比は残りなさい。この頃ボケっとして。授業に身が入っとらん!」 のび太「メカトピアは、今どうなってるんだろう? きっと、天国みたいな社会になってるんだろうな…… リルルは生まれ変わったかな? また地球にきてくれないかな? 観光旅行かなんかでさ」 のび太が目にしたのは飛んでいたリルルだった。 のび太「リルル。リルル!」 リルルは空に飛び去っていく。 のび太「やっぱりリルルだ……」 先生「野比、今日はもう帰ってよろしい」 のび太「はーい! さよなら!!」 のび太は学校を後にする。 のび太「ねぇ、みんな!」 ドラえもん「ええっ? 本当!?」 のび太「ホントだって!」 しずか「ねぇ、どこよどこ?」 ジャイアン「なんかの見間違いじゃないのか!?」 スネ夫「うん。例えばUFOとか」 のび太「ホントだって! あの雲の上のところ!」 スネ夫「ふふふ! それじゃあまるで天使じゃない……」 のび太「そうさ。リルルは、天使さ!」 (終)
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ドラえもん(テレビ朝日) ドラえもん 2020年4月~20年6月 共通事項 放送時間…土曜17 00~17 30 固定スポンサー M(McDonald s) 小学館 朝日新聞 2020年4月4日 0’30”…戸田建設、M(McDonald’s)、小学館、朝日新聞、Hotto Motto、SEiBAN、SoftBank 2020年4月11日 0’30”…SoftBank、朝日新聞、Hotto Motto、SEiBAN、小学館、戸田建設、M(McDonald’s) 2020年4月25日 0’30”…Hotto Motto、SEiBAN、SoftBank、朝日新聞、戸田建設、M(McDonald’s・CM=AC JAPAN)、小学館 2020年5月2日 0’30”…小学館、タカラトミー、M(McDonald’s)、朝日新聞、Hotto Motto、SEiBAN、SoftBank 2020年5月9日 0’30”…SoftBank、朝日新聞、Hotto Motto、SEiBAN、M(McDonald’s)、小学館、タカラトミー 2020年5月16日 0’30”…タカラトミー、M(McDonald’s・0’15”=AC JAPAN)、小学館、SEiBAN、SoftBank、朝日新聞、Hotto Motto 2020年5月23日 0’30”…朝日新聞、Hotto Motto、SEiBAN、SoftBank、小学館、タカラトミー、M(McDonald’s) 2020年5月30日 0’30”…M(McDonald’s)、小学館、タカラトミー、SoftBank、朝日新聞、Hotto Motto、SEiBAN 2020年6月6日 0’30”…SEiBAN、SoftBank、朝日新聞、戸田建設、タカラトミー、M(McDonald’s)、小学館
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2ページ目 のび太「やあ、ママとドラえもん」 のび太ママ「のび太!一体どういうことなの!?」 ドラえもん「そうだよ!のび太君が人殺しなんて嘘だよね!?」 のび太「本当、あんたら平和ボケし過ぎ」 のび太ママ「!?」 ドラえもん「な、に?」 のび太「僕はジャイ子を殺した。将来あいつと結婚するんだろ?未来を変えるためにやったんだ」 ドラえもん「この、クズヤローがぁぁぁぁぁぁ!!!!!」バシッ のび太「・・・痛い。痛いなぁドラえもん」ニヤニヤ のび太ママ「狂ってる」 のび太「まあ僕は子供だからすぐ出られるからね。ママ、ドラえもん。覚えてろよ?」 のび太ママとドラえもん「ひいっ」 次へ トップへ
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ママのしゃべり方が怖すぎる。 -- 名無しさん (2014-07-28 16 42 27) ドラえもんでは珍しいホラー要素がある映画だった。 -- 名無しさん (2014-07-28 17 10 12) ドラえもんの数ある曲の中で この映画の「君がいるから」が一番好きだわ -- 名無しさん (2014-07-28 18 35 19) コロタン文庫の「大長編映画ドラえもんクイズ全(オール)百科」では、ドラえもんにとっては思い出したくない話とされていた(自分が元凶だから) -- 名無しさん (2014-07-28 18 44 24) 単行本の大長編がないのが実に残念。藤子先生絵のキレのあるセリフ回しが見たかった。 -- 名無しさん (2014-07-28 20 02 44) あくまで結果論だが、今作はドラえもんのマッチポンプだったりする。 -- 名無しさん (2014-07-28 23 14 44) この妖怪たちってプログラムなのかロボなのかわからない パラレルの現代でみんな妖怪だったのを見ると生き物? -- 名無しさん (2014-07-28 23 37 16) ↑色んな生命体作れる道具があるから、多分それらに類似した道具で作ってる可能性高いね。 -- 名無しさん (2014-07-29 04 43 20) マッチポンプとまでは言わないけど、確かに1から10までドラえもんたちのせいだわw 他はちょっとした過ちやトラブルから世界の危機を救う、というのが多い事を考えるとなおさら -- 名無しさん (2014-07-29 05 28 31) この時にドラミちゃんに助けてもらったので、次回作でもドラミちゃんが助けに来てくれると思ってたドラちゃんw -- 名無しさん (2014-07-29 19 29 43) ↑2自分で蒔いた種は自分で刈り取れだね しかし未来の世界はこんな危ないものを製品化していたのか 登場キャラクターが外に出るって欠点残したまま -- 名無しさん (2014-07-29 19 32 11) カエルとヘビの唐揚げを美味しい美味しい言ってたのはほんとうに大好物になっちゃってたってことなのか -- 名無しさん (2014-07-29 19 43 53) 実際旨いというが -- 名無しさん (2014-07-29 19 59 08) 鶏肉みたいな味がするとは聞くな。実際普通に食べる地域は結構あると聞く。 -- 名無しさん (2014-07-29 20 13 24) カエルもヘビもトカゲも、普通に食用とされるものがあるからな。カエルなら俺も食べた事あるし。ママが使ったヘビとカエルとトカゲが、人間にとっても食用になる種類のものかどうかは分からないけど -- 名無しさん (2014-07-29 20 19 09) 主題歌がヨカッタ。リンレイの葛藤もなんか可愛そうだった。 -- 名無しさん (2014-07-29 23 08 14) だから旅に出た!旅に出た!明日という名の街を目指して。 -- 名無しさん (2014-07-29 23 18 02) 小学生の遠足の帰りのバスで初めて見た作品だっけな。 -- 名無しさん (2014-07-31 07 11 43) 絵本の西遊記では結構存在を省略されがちなもんで紅孩児の存在を知ったのはドラえもんでだったな。原典のほうでも仏門に帰依してるし、ちゃんと原典に忠実なんだな -- 名無しさん (2014-12-08 23 10 27) 新聞越しのツノが怖かった -- 名無しさん (2015-02-09 23 01 05) この映画がなければ最遊記は生まれなかったらしい -- 名無しさん (2015-06-06 10 41 30) リンレイが最終的に裏切ったのはドラえもんの言っていた「プログラムを超えた進化」なのかな。それとも元々そういう位置づけ(敵を裏切って仲間になるお助けキャラ的ポジ)だったのかね? -- 名無しさん (2015-07-22 20 58 15) ↑原作「西遊記」では元ネタの紅孩児は観音菩薩に調伏されて善財童子として三蔵一行を手助けしているんだよな。それを考えるとプログラム通りとも考えられるけど。 -- 名無しさん (2015-09-09 01 03 32) 今のところ出木杉君が出番があって最も輝いてた映画 -- 名無しさん (2015-11-02 13 45 15) 西遊記を基にしたドラえもんが作られたのなら、三国志を基にしたドラえもんが作られても良さそうだ。 -- 名無しさん (2015-12-04 23 47 42) 主題歌が印象に残る -- 名無しさん (2016-04-29 10 20 00) この映画では西遊記、ドラビアンナイトではアラビアンナイト、雲の王国ではノアの洪水、南海大冒険ではリバイアサン、桃太郎のなんなのさでは桃太郎、ドンジャラ村のホイでは一寸法師や親指姫の存在が証明されたけど、ドラえもんで昔話が実話だった例って他にもあるかな?(モンスターボールの八岐大蛇は微妙だけど) -- 名無しさん (2016-06-25 15 28 36) ドラミの登場がなかったら、エンディング映像での母と子の再会は、ドラえもんとのび太とママの3人を描いたのかも。 -- 名無しさん (2016-08-22 19 38 48) フィルムコミックス版では、羅刹女が死の間際、息子のことを気に懸けたり、屋根の上でのドラ兄妹の会話が描かれていた。 -- 名無しさん (2016-08-22 22 23 33) パラレルなのに同次元なのか -- 名無しさん (2016-08-23 13 04 53) ドラえもんズのアレを連想しそう。 -- 名無しさん (2016-09-08 23 49 11) ↑ -- 名無しさん (2016-09-09 00 15 33) ↑6マッチ売りの少女も -- 名無しさん (2016-09-09 00 48 47) ↑7 ちょっと違うかもしれないが宇宙漂流記でのノストラダムスの予言もそうかね -- 名無しさん (2016-09-10 11 04 48) 予告編が中国語じゃなかったっけ?うろ覚えだけど -- 名無しさん (2016-10-28 21 23 52) ↑1 中国語で合っている。 -- 名無しさん (2016-10-28 21 55 11) いつかリメイクしてほしい作品。漫画で見たい。 -- サヤ (2017-01-17 20 39 19) この作品は、母と子の絆が描かれていたけど、羅刹女とリンレイは可哀想だったな。 -- 名無しさん (2017-01-29 19 26 23) Go to the west!! -- 名無しさん (2017-01-30 07 11 33) 雨雲型の秘密道具で火焔山の炎を消そうとした際、逆に炎の手で握り潰されるシーンが印象に残った -- 名無しさん (2017-01-30 17 02 33) パラド「俺達の先輩ともいえるな」 グラファイト「確かに」 -- 名無しさん (2017-04-23 20 15 28) 先生であれなんだからジャイアンの両親とか一体どんな化け物に変化するんだ -- 名無しさん (2017-08-19 05 44 04) しずかの「ママが…ママが…」だけで、何があったかは想像が付くけど、しずかのママが妖怪化する程の怒りとは?しずかママの怒りといえば、魔法少女回ぐらいだったし。 -- 名無しさん (2017-09-22 21 11 47) ↑もしくは、洗面所とかの鏡に・・・あるいは、のび太くんのパパのように、影が妖怪化した母親の姿が・・・! まぁ、あまり嘆く美少女には、深追いはNGでっせ・・・( 何言ってんだろう、アタシ。 ) -- 名無しさん (2017-09-22 23 12 44) 映画じゃのび太以上にヘタレる事の多いスネ夫だけどこの映画が歴代で一番目立たないし恰好のいい見せ場もない映画だと思うw -- 名無しさん (2017-12-06 00 10 35) ↑1 確かに。でも、ママに必ず帰ることを誓うシーンは、妖怪化してしまっているからこそ、余計に胸に来た。 -- 名無しさん (2017-12-27 19 21 38) 今リメイクしたら「気持ち悪い」とか「怖すぎる」とかクレームが来そうだな。まあ、原作マンガがないこの作品がリメイクされるかどうかわからないけど。 -- 名無しさん (2018-03-03 14 32 37) 上から4番目の所でもコメントされてる大長編映画ドラえもんクイズ全(オール)百科についてですが、劇中での夜のシーンでドラえもんとのび太くんの布団が髑髏&蝙蝠のマークになってたけど、当のドラのび本人たちは気付かなかったらしい・・・怖ぇーよ、いろんな意味で。 -- 名無しさん (2018-04-20 00 50 01) リンレイの言葉に関しては「日本語版のゲームから出てきたキャラだから」とも考えられる。「ほんやくコンニャク」のような万能翻訳機能がヒーローマシンについていたとすれば、その中のキャラクターとも会話可能であろう -- 名無しさん (2018-05-21 17 56 09) さらっと人類絶滅してるのがショックだったな、さらっとだけど当時は本当に怖かった -- 名無しさん (2018-05-21 18 37 45) 自分で蒔いた種は自分で刈り取れね。色んな連中から馬鹿にされているのび太はやっているが。今の世の中それができている人っているのかね。力を持っている人達ですら怪しいのに -- 名無しさん (2018-08-21 19 25 36) ↑4 だが待ってほしい。「怖がらせちゃうから、本性出すのは寝てる間だけにしよう///」という擬人化キャラだとすると萌えてこないか? -- 名無しさん (2018-10-02 09 48 59) ラストで牛魔王相手の大逆転は、のび太の道具の使い方のうまさがあらためて感心させられる -- 名無しさん (2018-10-02 10 43 38) ↑×7仮にリメイクされた場合は、羅刹女のキャラが魔界大冒険のメドゥーサ並みに改変されそうだな。 -- 名無しさん (2019-01-21 18 10 08) ↑牛魔王の力で変身してしまったリンレイの実母みたいな?↑2あの大逆転は結構好きな場面の一つ。意外に映画は峰倉さんが脚本とメガホンを取ったりして・・・無理か。 -- 名無しさん (2019-01-21 19 14 58) 歴史改変は鉄人兵団でもやってるけど鉄人兵団における設定ならのび太達も妖怪化しているはずなんだけどそうなってないという事はのび太達は歴史改変の影響を受けてないと言う事になる。実はのび太達って仮面ライダー電王における特異点なのかなぁ -- 名無しさん (2019-09-16 18 18 18) 最初は「のび太が孫悟空なんて」と笑ってたジャイアンが、ラストでは「お前は孫悟空だよ」と認めるところが良かったね -- 名無しさん (2019-11-14 18 15 30) のび太たちの両親が妖怪化したということはその子供であるのび太たちも妖怪の血が入ってしまったんじゃないかと思うんだがどうなんだろ? -- 名無しさん (2020-07-19 22 39 03) 元ネタ的には、オレQ⇒オバケのQ太郎(オバQ)、怪者くん⇒怪物くんなのだろうか? -- 名無しさん (2020-07-19 22 57 52) ヒーローマシンのバグTASは笑ってしまった -- 名無しさん (2020-07-19 23 40 45) ↑3多分、タイムマシンを使ってたのび太たちは仮面ライダー電王で言うところの特異点だったから歴史の改編の影響を受けてなかったのだと思う -- 名無しさん (2020-11-03 11 35 48) 三蔵法師が実在する時代に来てゲームを起動したまま放置する、という普通は絶対に実現しない状況での話とはいえ人類を滅ぼす可能性がある危険なゲームを発売してる未来世界も大概だな -- 名無しさん (2020-11-03 11 40 09) のび太くんの夢の中のお釈迦様のドラえもん....お釈迦様というよりお稲荷様....ボソ。 -- 名無しさん (2020-12-13 10 35 14) リンレイとの別れの際にのび太が自分の本当の名前を明かそうとしたとき、ジャイアンが「お前は孫悟空だよ」って言ったシーンが地味に好きだったりする。 -- 名無しさん (2021-01-04 12 02 02) 妖怪と人類との全面戦争を起こした上に人類滅亡までさせてるわけだから文明破壊系の危険なひみつ道具だな -- 名無しさん (2021-04-24 15 32 25) ↑5↑8歴史改変を行った人間は歴史改変の対象外となる。そうでないとそもそも歴史改変を行う人間がいなくなっちゃって歴史改変自体が起きないから……ってことじゃないかな。鉄人兵団の設定はちょっと覚えていないが。 -- 名無しさん (2021-08-18 15 38 16) 孫悟空になったことで性格にも影響があらわれているのか今回ののび太はかなり猛々しい。敵の妖怪には怯まずガンガン攻撃しかけていくし捕まっても弱音を吐かない -- 名無しさん (2021-08-18 15 49 50) 家族や友達など身近な人が妖怪になってるところがホラーチック。魔界大冒険と同じくドラミちゃんが助けに来なければ全滅していた。 -- 名無しさん (2021-12-27 20 40 44) ↑あれの演出はホラーそのものだよね -- 名無しさん (2021-12-27 21 02 26) ↑7 何かの都合で狐の代わりに狸を使わしたんだな -- 名無しさん (2022-01-04 09 53 43) 牛魔王=ブラッドレイ大総統、金角=クセルクセス王、銀角=コーネロ教主なんだね -- 名無しさん (2022-01-24 12 55 42) リンレイを預けて歴史改変起きないのかと不安になったけど別にそんな事はなかったんだっけw -- 名無しさん (2022-03-13 01 14 52) この辺りの大長編及び映画のドラえもんシリーズは、終盤でタイムパトロールやドラミちゃんとかがピンチの時に駆け付けてくる、デウス・エクス・マキナ的な展開が多かったなあ。リトルスターウォーズのスモールライトの時間切れのも、F先生が「敵キャラの頭脳面が強すぎて積みかけた(意訳)」があったとは言え、その一部かなあ。 -- 名無しさん (2022-03-28 10 45 18) 夢幻三剣士の項目にも書いてあったけど、作者は長いストーリーを組み立てるのが苦手で、第三勢力が介入して終わる例が多いは、映画のために膨大な構想がまとめきれず急にストーリーを締める必要があったかららしいよ -- 名無しさん (2022-07-24 14 25 50) コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2023-01-07 22 58 38) パラレル西遊記 怖すぎ -- 名無しさん (2023-03-07 16 42 33) パラレル西遊記 怖すぎ -- 名無しさん (2023-03-07 16 43 12) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-03-26 18 36 02 ネット配信で気軽にドラえもんが見れるようになった現代でもこの作品だけは避けて通るようにしてる。それくらいトラウマ。 -- (名無しさん) 2023-05-24 06 40 22 ↑7 F先生は西部劇が好きだから、決着をタイムパトロールに任せるのは騎兵隊エンドを踏襲してるんだろうね。あとは「いくらひみつ道具を持っているとは言え、小学生と正面対決で負ける悪役は描きたくない」っていうこだわりもあったんだと思う。その結果初期作品はご都合主義みたいな決着が多くて賛否両論あるけど、個人的にはその方が敵の強さが際立ってて好き。 -- (名無しさん) 2023-09-03 00 45 49 三蔵法師さまの器の深さや中盤のホラー展開、後半のピンチのあとのカタルシスに主題歌が彩りを添える。素晴らしいドラえもん映画。 -- (名無しさん) 2023-09-10 19 23 30 三蔵法師さまドラミちゃんが救出に来た時に思わず「観世音菩薩様...。」ってつぶやいてるのがシリアスなギャグっぽい(本人は命かかってるから真剣だろうけど) -- (名無しさん) 2023-09-23 19 59 36 のび太がジャイアンに「お前は孫悟空だよ」って促されて名乗るとき、ちゃんと「斉天大聖 孫悟空」って名乗るんだよね。さり気ないけど、聡明なとこが出てて本当に大好きなシーン -- (名無しさん) 2023-11-10 20 17 52 金銀兄弟といい牛魔王といい妖怪にはドラえもんは美味しそうに見えるのかしら -- (名無しさん) 2023-11-10 20 44 33 ドラえもんの道具とのび太の悪い癖が原因でケンカしたのにあっという間に仲直りしたな。 -- (名無しさん) 2024-01-07 17 14 00
https://w.atwiki.jp/nobita_in_pokemon/pages/185.html
前へ のび太「なんだ、なんだ、なんだ!?」 ドラえもんが驚いていると、ドアからのび太が飛び出してきた。 外ではサイレンが鳴っている。 センターの人達も様子を見に行ったようだ。 ドラえもん「突然、外で爆発音がしたんだ。 まさか…………」 のび太「時間犯罪者!?」 のび太が叫ぶ。 ドラえもん「いや、まだ分からない! とにかく、もしそうだとしたら、奴はエンジュに居る僕らを 直接狙っているということになる」 ドラえもんが言った瞬間、 「ドカァァァァァァン!!!」 また、爆発音が聞こえた。 のび太「ドラえもん!! 行ってみよう!」 のび太が急かすが、ドラえもんは少し間をとる。 このまま、いぶり出されるように行くのは、正直危険。 だが、行けば時間犯罪者の姿を確認できる可能性が高い。 虎穴に入らずんば虎児を得ずだ。 ドラえもん「よし!行こう!!」 のび太「うん!!」 ドラえもんとのび太は部屋を飛び出した。 一方、エンジュの焼けた塔前でのこと。 この街のジムリーダー、マツバは重要文化財である焼けた塔を 爆破している男を止めるべく、現場に駆け付けていた。 現場には町中の住人が野次馬となって来ていた。 マツバ「何だって言うんだ? 一体?」 マツバに聞かれたジムのトレーナーは無言で指を指す。 「うぐ、うぐぐぐぐ、爆!漠!縛!幕!博!莫!」 その方向には、まさに常人の精神を持っているとは言いがたい人物がいた。 マツバ「狂ってるとしか言いようがないな…… しかし相手は奴一人だ。 何故とり押さえない?」 マツバが聞いた瞬間、 狂人「しねラァァァ!! だいばくはつ!!!」 二体のイシツブテが飛んでくる。 マツバ「伏せろ!!!」 「ズワアアアアアン!!!!」 凄まじい爆音が響き渡る。 狂人「もどりぇ、イシツブテ」 変質者はイシツブテを手元に戻し、元気の欠片を使う。 マツバ「くそっ………! 危険すぎる!!! しかもこれなら、何度でも爆発が可能ってことか!」 マツバが言うか早いか、変質者は第二撃を開始した。 狂人「氏ねねねね。」 マツバ達の方にイシツブテが飛んでくる。 マツバ「ゲンガー!! 止めろ!」 マツバはゲンガーを繰り出したが、間に合わない。 イシツブテから光が発され始めた。 「ピジョン!でんこうせっか!!」 その時、どこからともなく、ピジョンが飛んできて、イシツブテを弾き飛ばした。 遠くで爆発音が聞こえる。 マツバ「誰だい…………?」 マツバが後ろを向くと、見覚えのない冴えないメガネと、 見覚えのある青い狸が居た。 のび太「大丈夫でしたか?」 のび太が聞く。 マツバ「ああ、誰だか知らないが、ありがとう。 もう一人、君はドライモン?だっけかな?」 マツバに名を間違えられたドラえもんはすぐさま、それを正す。 ドラえもん「ドラえもんです。 ところで、マツバさん。 なんなんですか? あの爆発は?」 マツバは黙って指を指す。 そこには何処かで見たような顔があった。 ドラえもん「あ、あなたは!?」 のび太「船乗りのヨシト!?」 そう、のび太達の目の前には、アサギの灯台でのび太と戦ったヨシトがいたのだ。 しかし、あの時の面影は全くない。 のび太「ヨシトさん……… なんで……?」 のび太が歩み寄ろうとする。 しかし、ヨシトはまだ笑っている。 マツバ「伏せろぉ!!!」 マツバはのび太にのしかかった。 ヨシトの投げたイシツブテが爆発する。 のび太「マツバさん、ありがとう………」 のび太がそう言うと、マツバが訊いてきた。 マツバ「知り合いか?」 のび太は少し躊躇った様子で答えた。 のび太「前にバトルをして……… まさか………こんな……」 知り合いだというのび太の様子を察したのか、マツバが言う。 マツバ「わかった。 それなら、少々危険だが、無傷でとり押さえる。」 のび太「どうやって!?」 のび太の問いにマツバが答える。 マツバ「奴はだいばくはつを使わせた後、ポケモンを戻して、 元気の欠片を使うという、三つの動作を行う。 そこで、敢えてだいばくはつを使わせ、 三つの動作をしているスキを狙って取り抑える。」 マツバの言葉に、のび太は少し間を開けて言う。 のび太「……囮作戦ですか?」 マツバは頷く。 マツバ「だいばくはつを使わせる囮役は僕がやる。 君は彼を取り抑えてくれ。」 マツバの言葉にのび太はこくりと頷いた。 マツバ「よし、いくぞ! 作戦開始!!」 ヨシト「氏ね市ね史ね施ねえええ」 「グワーーン!!」 ドラえもん「くそっ! ヌオー!」 マツバとのび太が作戦を立てている間、ヨシトからの攻撃は ドラえもんが足止めをしていた。 しかし、だいばくはつを連発する相手に、流石のドラえもんも押され気味である。 すると、 マツバ「おい!貴様! 何でこんなことをする!!」 ヨシトの注意を引くため、マツバが叫んだ。 しかし、ヨシトは訳の分からない言葉をしゃべって話にならない。 ヨシト「えへえへえへえへ」 マツバは恐怖を感じたが、作戦の為に囮としての役目を果たさねばならない。 マツバ「こい!この低脳の基地外野郎!!」 ヨシト「ん~~? 施ね史ね市ね氏ね市ね氏ね イシツブテェ! だ・い・ば・く・は・つ」 マツバの方へイシツブテが飛んでくる。 マツバ「ゲンガー!! さいみんじゅつで止めろ!!」 ゲンガーのさいみんじゅつでイシツブテのだいばくはつが中断される。 そして、当然の如くヨシトはイシツブテを戻し、なんでもなおしを使おうとする。 マツバ『今だ!!! メガネ少年!!』 ヨシトから見えない影からピジョン、フーディン、ブーバーを従え のび太が飛び出す。 しかし、なんということか。 のび太は少し飛び出すのが遅れてしまった。 ヨシト「うわああああああああくるなああああああ」 のび太に気付いたヨシトは、のび太に向けてイシツブテの入った ボールを投げつける。 ドラえもん「のび太君!!!」 イシツブテがボールから飛び出し、光だす。 ドラえもんが叫ぶ。 のび太「うわああああああああ!!!」 「ドガーーン!!!」 辺りを揺るがす激しい爆発が起こり、それがのび太を包む。 ドラえもん「のび……太……君…?」 周囲は砂塵に支配され、静寂が響く。 ドラえもんはのび太の無事を願った。 しかし、そこは何もかもが跡形もなく吹っ飛んでいた。 ドラえもん「のび太君が……跡形もなく……」 ドラえもんは呆然とし、思考は中断した。 しかし、また、ある声で動き出す。 ヨシト「ひっ、ひっ、人が……吹っ飛んだ……跡形もなく…… 俺が……やった?」 ヨシトも呆然としているが、やがて、 ヨシト「うがああああああああ!!! 人をおおお人をおおお!!!」 ヨシトは完全に発狂し、自らの周りにイシツブテを二体、 クヌギダマを一体繰り出した。 それらはやがて、光をおびはじめる。 マツバ「まさか……………。 ヤバい!! 皆!!伏せろぉぉぉ!!」 マツバが叫んだ瞬間、ヨシトの周りで凄まじい爆音が轟いた。 その頃―ワカバタウンで、不審な男女二人組がいた。 別に、この時間帯でうろつくのは、田舎町のワカバタウンでも おかしいことでもないし、その二人が挙動不審なことをしていた訳でもない。 ただ、その服装は、未来の服を思わせ、胸には大きな赤い拳のマークがある。 そのうちの一人、男の方が言う。 男「…………此所に、辿りつけたのは、俺達だけか………。 他の奴らは…………。いや、考えるまい。」 男はしみじみと周りを見回す。 一体、この世界はどんな世界なのだろう。 女「町の外を見てきたわ。 見たこともない生物がいる。 やはり、ここは異次元空間ね。 何故、この時代にあるのかはわからないけど。」 女は言った。 こちらの心を見透かすように。 男「なんにせよ、任務の為、この世界の情報は必要だ。 それに、ここは恐らく誰かに創られた次元。武器や、通信機器、 特定の道具が全て消えてしまった。 それに、お前の能力は情報収集に向いているからな。」 男の言葉に女が頷く。 すると、女は何処かへ行ってしまった。 男「この仕事に失敗は許されない…… 何故なら、この為に俺達は生まれてきたようなものだからな……」 そう呟くと、男は犠牲になった友人達に祈りを捧げた。 マツバ「うえっ……、酷いな……」 ヨシトの体の惨状は凄まじいものだった。 それを書くのは気が引けるので、ここでは省略させてもらうが。 そして、ドラえもんはショックの余り、立ち尽くしていた。 この世界の死、則ち現実の死ではないことは分かっているが、流石に気がめいる。 それより、ジャイアンとスネ夫に、作戦前にこの事を伝えなければならないのは 考えただけでも辛かった。 マツバもそれを察したようで、 マツバ「………君は、もう帰ってもいいよ。 話は明日聞くから……」 と、言ってくれた。 ドラえもん「わかりました………」 ドラえもんは重い足を、ポケモンセンターに向かわせた。 ああ、なんで、頼まれたからといって、皆をこの世界に連れて来たんだろう。 僕のバカバカバカバカバカ。 ドラえもんが失意に陥っているとき、目の前から人影が現れた。 その人影は近付くにつれ、鮮明になる。 そして、それは自分が最も安否を気遣う人物だと解った。 ドラえもん「のっ、のび太君………?」 のび太「ドラえも~ん!!」 ドラえもんはのび太に抱きつく。 ドラえもんの目からは、涙が出てきた。 ドラえもん「のび太君! なんで無事だったの?」 ドラえもんは泣きながら聞いた。 のび太「話せば短いんだけど、実はビリリダマが爆発したとき、 フーディンのテレポートで逃げたんだ。 それで、ここまで来るのに時間がかかっちゃった。」 ドラえもん「あっ………」 成程。 確かにのび太が爆発で死んだのなら、跡形もなくなるのはおかしかった。 のび太より明らかに強い爆発で死んでいたヨシトは、まあ、あれではあったが 体はちゃんと残っていた。 少し考えれば分かることだが、自分としたことが、動揺して考えつかなかった。 ドラえもん「まあ、良かったよ。 とりあえず、ポケモンセンターまで帰ろう。」 ドラえもんは、そう言うと歩きだした。 無事だったのはいいが、のび太がまだ警戒する存在であることに変わりはない。 この世界では自分達、プレイヤーが干渉しない限り、人が死ぬことはない。 それ故、ヨシトの死も、ゲーム内の誰かの干渉によるものだろう。 それの元凶は恐らく99%、時間犯罪者。 だとしたら、常に自分が監視していたのび太が黒である可能性は低い。 しかし、しずかの時といい、奴は遠隔で人を殺せる。 それがある限り、警戒を緩めるべきではないが、 ヨシトの死は見る限り、どうひいきめに見ても自殺。 故に殺されたとは考えにくい。 だとしたら、のび太ではない人物が直接ヨシトに催眠術などの、なんらかの操作を施した可能性が高い。 しかも、もしのび太が時間犯罪者としたら、わざわざ、自分の前に現れるだろうか? 死体がないことから、のび太=時間犯罪者だとバレても、フスベで待ち伏せ作戦を採った方が得策ではないのか? ここで、自分が殺されるということも考えられるが、手持ちのレベルや、相性からいって恐らく無理。 それに、もし能力で殺すのなら、やっぱりわざわざ自分の前に現れる必要がない。 やはり、のび太はシロなのか? 考えれば考える程、深いループにはまっていく。 ドラえもんが、その様な思索に耽っている内に、 二人は再びポケモンセンターに着いていた。 ドラえもんとのび太はフロントで部屋の鍵を受取り、各々の部屋へ向かう。 そして、二人がそれぞれ、部屋に入ろうとしたとき、ドラえもんが言った。 ドラえもん「のび太君、ヨシトさんの事は明日話すよ。 今日は、色々あったから、明日の為にゆっくり寝た方がいい。」 のび太「うん、そうする。おやすみ。」 ドラえもん「おやすみ。」 二人は、そう言い合うと部屋へ入った。 ドラえもんは部屋に入った瞬間、またポケットから蚊メラを取り出す。 やはり、疑いは若干晴れたとはいえ、完全にシロとは言えないし、 もし、この状況でのび太が時間犯罪者なら、自分が殺される。 多分ないと思うが、あのタイミングからいってヨシトの凶行は のび太の挿し金の可能性もある。 自分の身を守る為にも、ここで妥協するわけにはいかない。 ドラえもんの盗聴は朝まで続いた。 のび太は部屋に入るとすぐにベッドの上で横になった。 こみあげる笑いをこらえながら。 のび太の策は、ドラえもんがチェックインの時に書いていた名前を見る (書いていた時に名前を見れなかったのはのび太最大のチョンボだったが)という 単純な策であった。 しかし、それには問題があった。 あの忌々しい青狸の盗聴である。 部屋から出るのは、単独行動になり、青狸のお付きがつくので不可。 それに、わざわざ名簿を見せてくれと言うのはあからさまに妙だろう。 それ故、フロントの名前を見るには、センターの職員及び、 糞狸達をセンターから引き離すことが必要だった。 そこで今回、ノートの隠された力を使わせてもらった。 このルールは、メガネにも話していないが、実はこのノート、 対象者の死の前の状況、死因、命日をある程度操作することが出来る。 ノートに記入したのは以下の通り。 名前【ヨシト】 死因【爆死】 手持ち【ニョロゾ・メノクラゲ・ドククラゲ】 死の前の状況【ショップで出来るだけ多くの元気の欠片を買い、 アサギから自転車でスリバチ山へ向かい、 時間に間に合うようできるだけ、じばくの使えるポケモンを捕獲。 その後、発狂しながら、エンジュの重要文化財を襲撃。 襲撃中、人を殺したと思い込み、200×年×月×日午後7時30分自殺】 まず人の目につき、この町のシンボルである文化財を破壊することにより、 ポケモンセンターの職員を引き離す。 青狸も当然現場に向かう。 その時点でポケモンセンターはもぬけのカラ。 何故、人を殺したと勘違いするという条件をつけたのかは、 自然な形でテレポートを使い、ポケモンセンターに戻るため。 戻れば無人のポケモンセンターで優々と名簿を見ればよい。 しかし、これも、実行するにはネックがあった。 それは、青狸の監視の可能性。 もし、監視されていた場合、これを実行すれば殺害方法もバレ、 確実にアウトだろう。 しかし、盗聴のみならノートを使い、これを実行することは極めて容易。 だから、青狸が監視をしているか、していないかを確かめる為に このポケモンを使った。 それはラッタ。 この一週間、一緒にいたお陰で、俺は奴がなぜか、ネズミのたぐいが嫌いで、 見たら発狂しだすことを知っている。 だから、敢えて部屋の中でラッタを繰り出し、 視覚のみの情報を送り続けることにより、奴の反応を確認。 全てのポケモンを繰り出したのは、ラッタだけ出すと余りにも不自然で後々、 疑われる可能性があるから。 そして、奴の反応から少なくとも監視はしていないと判断し、この計画を実行した。 しかし、奴は計画の為には今は殺せない。 いや、殺すと策の成功率が低くなると言った方が正しいか。 とりあえず、明日はあの女に腕をみせつける日だ。 もう、起き続けてる理由もないし。 寝よう。 のび太は修行の疲れを癒すべく、床についた。 次へ
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テレビ放送が終了し、ノイズ画面に切り替わる。 のび太とドラえもんは就寝中だった。 するとテレビに海の場面が映る。 『遥かに続く白い砂浜。目にしみるような青い青い海。太陽は明るく、1年中海水浴をお楽しみいただけます。さらに素晴らしいことに、参謀を囲む真山は絶好のハイキングコース…… 色とりどりの草木に飾られ、万年雪の山ではいつでもスキーができます!」 パパ「へぇーっ、そんないいところがあるんだ……」 『是非1度お出かけください。ブリキンホテルは皆様のお越しをお待ちしております……」 パパ「へっ。こういうところは予約をとるのが大変なんだよな……」 『いえいえ。当ホテルではお部屋は限りなくございますよ』 パパ「ん?」 『いかがですか?」 パパ「あーっ。だったらたまには家族旅行もいいかな……」 『毎度ありがとうございます』 画面が再びノイズに戻る。 パパはチャンネルを変えるが、どれもノイズだった。 パパ「なーんだ……」 するとママが起きてくる。 ママ「あら? まぁ、今何時だと思ってるの? パパ、パパ!」 パパ「ん?」 ママ「またテレビつけっぱなしで。ちゃんと寝ないと風邪ひきますよ?」 パパ「わかった、わかった」 のび太「ドラえもーん!!」 |ドラえもんのび太とブリキの迷宮|
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自動マリオシーケンサで~ドラえもんのうた~